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健康運動指導士講習4日目

 実習4日目、最終日は午前に水泳、午後にエアロビックダンスを行いました。
水泳は、小学校の頃に1000m泳いでいた経験もあり、無理なく取り組むことができました。ただ、午後のエアロビックダンスはなかなか大変で、身体も頭もフル回転でした。
 ダンスでは、自分が指導者になったつもりで動きを見せながら少しずつ加えていく場合、一つずつ丁寧に導入するのが大切です。また、事前に次の動きを指示する場合は「8カウント中の6カウント目」で伝えるとスムーズに動けるとのことでした。さらに、できている部分を積極的にほめて、モチベーションを高めていくことも大事です。こうしたスキルは、医療の現場でもそのまま応用できると感じました。
模倣運動は認知症予防にも良い影響があると言われていますが、運動効果の評価という点では、エルゴメーターのように強度を正確に設定できる機器がより適していると考えられます。そうなると、エアロビックダンスの運動効果は、指導者のスキルに大きく左右されるともいえそうです。
もし自分があと10歳若ければ、笑顔で楽しくエアロビックダンスを指導し、患者さんの運動指導にも取り入れてみたかった--そんな想いが自然と湧いてきました。