ブログ

第53回日本総合健診医学会 シンポジウム・座長を終えて

 舞浜で開催の第53回日本総合健診医学会を終えました。ディズニーランド客を見ながらも、今回は他の用事が重なり、会場を行き来する形でハードスケジュールでした。脂肪肝のシンポジウムでは、季節性のデータを提示し1年中でも健診時期により結果に変化があることを伝えました。肝胆膵セッションでは座長を、若手セッションでは採点審査委員を務めましたが、健診分野でのいわゆる”現象”をとらえただけの発表が多く、未病段階の初動変化をみつけ、背景や病態を推測し分野横断的に考察することこそが健診の醍醐味であることを伝えてきました。